中国の新型肺炎は脅威

2020.1.22

 明け方トイレに行って2度寝。はっと気が付いて時計を見たら6時55分でびっくり。しかし「結構寝たな」という充足感もありました。寒い中、リビングに降りて暖房のスイッチを入れ、洗面所に行って洗顔。

 リビングに戻って着替え。テレビのスイッチを入れてニュースを見ると、やはり中国の新型肺炎に関するニュースが多い。ここにきて、毎日毎日感染者数が増えている感じ。

 最初にニュースで話題になったのは12/8。謎の肺炎という見出しだったと記憶していますが、その時はまだ「謎だけど、人から人への感染もなく症状も軽い」というニュアンスでした。

 ところがその後じわりじわりと感染者数が増え、約一か月後の1/18には感染者数が40名を越し、2名が亡くなられたという報道がありました。
  
それでも亡くなった方は、高齢者や持病を抱えていた方で、まだまだ雰囲気としては楽観的でした。ところが翌19日には感染者が62名となりさらに20日は198名、亡くなられた方3名という数字に変化。

 なんだかこれはもしかしたら大変なことになるのではと思っていたころ、イギリスの研究機関が、実際には2000人ぐらいの患者さんがいるのではという研究数値を発表。

 それを裏付けるかのように、昨日21日は患者数218名、亡くなられた方6名という数字が出て、なおかつ人から人への感染があり得るというように報道が変化。

 実際すでにタイや日本でも、一時期武漢に滞在していた人が感染したという報道もあり、どうやら人から人への感染も間違いなさそう。

 そして今日22日になって、こういったブログの更新作業を行いながら時折ヤフーニュースを見ると、感染者数440名、亡くなられた方9名という数字に変化。

 そもそも閉鎖された市場に440人がいて感染したという事はあまり考えられず、こうなると人から人への感染も間違いないということになるようです。

 ここにきて、ようやく中国当局も本腰を入れて対策に乗り出したようですが、初期消火の段階はすでに越えてしまい、各地に飛び火が広がっているという状況になっているような気がします。

 感染者数を発表の日付順にグラフにするとすぐ分かりますが、この5日間で急拡大しています。数字に強い人ならすぐ分かりますが、1日でだいたい倍になっています。

 という事は、明日発表される数値は1000人に近くなるはずで、だとしたら現地は医療体制が間に合わず、パニックになっている可能性もありそう。

 そもそも400人だとしても、それらの患者を隔離して収容できる医療施設が中国に現在どのくらいあるのかは分かりませんが、隔離が重要とされるベッドはそれほどないような気もします。

 という事は、いやな想像ですが、今後数千人の患者が生じる可能性もありそう。折しもニュースでさんざん言われていますが、1/24からは春節で大移動があります。

 日本にも多数の観光客が来るはずで、それを空港でくい止めるというのは、ほぼ不可能。すでに解熱剤を服用して空港の体温測定をすり抜けたという記事もありましたから、そうなると空港や繁華街に行くのは、かなり躊躇われます。

 さてどうなるか?ヤフーニュースには武漢の惨状という見出しの記事も出ていて、これを読むと気管支の弱い私は、当面空港や都内には行けないなという気になります。





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