昼食代を含めたお小遣いの額は
厳しくなる一方

2012年のサラリーマンの平均小遣いは39600円(2012.9.28)

 新生銀行から「サラリーマンのお小遣い調査」が発表されました。それによると「サラリーマンのお小遣いは5年ぶりに回復」だそうで、平均のお小遣いは月額39600円で昨年比3100円アップだそうです。

 こうゆう統計の数値は調査の方法や対象によって大きく結果が変わると思いますが、今回の調査は4月にインターネットを使って20代から50代の男性サラリーマン1000人、20代から30代の女性会社員と男性・女性のパート・アルバイト1000名の調査が母体になっています。

 その中で20代から50代の男性サラリーマンの統計数値に注目したいのですが、それぞれの年代の人数はだいたい25%ずつになっています。

 その内既婚者は58%、未婚は42%だそうです。年収は、300万未満が13.6%、300〜500万が30.6%、500〜700万が24.9%、700〜900万が13.6%、900万以上が17.3%だそうです。

 で、表題のお小遣い額ですが、20代が41100円、30代39400円、40代35500円、50代42300円で平均が39600円。

 昼食代の統計も出ていますが首都圏の平均が560円だそうです。お小遣いの中には昼食費(弁当を除いて)も含まれるでしょうから、一ヶ月に20回食べれば、39600円の内560×20=11200円が昼食代です。

 その他仕事帰りにちょっと居酒屋へ、と言うのが月5回程度あれば、1回3000円として15000円。残りは39600−11200−15000=13400円。

 交通費を小遣いからはずすと後は書籍代やタバコを吸う人はタバコ代?1日1箱で400×30とすれば12000円。これで本でも買ったら、一ヶ月のお小遣いは終わり、という計算になります。厳しいですね。

 ちなみに早期退職して週3日の非常勤講師をしている私は、外食代が月平均7000円ぐらい。その他の昼は自宅で余り物やソバ、スパゲッティを食べています。居酒屋もこの7000円の中に入っていますが、要するに月1回行くか行かないかです。

 タバコは吸いません。本はもっぱら図書館で済ませていますので、私の小遣いは7000円と言うことでしょうか?

 何回も似たような数値を書いていますが、現状は食費が44000円、外食代7000円、アルコール代5000円、衣料費1000円、雑費15000円、交通費12000円、光熱費14000円、通信費11000円、医療費4000円、教育費45000円となっています。合計158000円です。
 
 これが我が家の現状の月々の生活費です。年間にすれば1896000円。これに税金や各種保険料、車の車検等の費用で年間40万がプラスされますので、年間の総支出は約230万円です。

 この額が多いと感じるか少ないと感じるかはそれぞれの家計によって異なると思いますが、個人的には節約しながらも、まずまずストレスのない楽しい生活を送っていると感じています。


表紙に戻る 退職後の家計 年収下落なら年金も下落