生活するだけなら、息子と二人で15万

年金暮らしになって三か月、家計費の変化は?(2016.6.30)

 今日は6月30日。早いもので、もう1年の半分が過ぎました。梅雨時なので、太陽はあまり見えませんが、すでに夏至を過ぎていますのでこれからはどんどん昼の時間が短くなります。

 4月から本格的な年金生活が始まり、早くも三か月が経過しました。この間、仕事のためにどこかに行かなければならない、というプレッシャーから解放されストレスはさらに減ったように感じています。

 一方でここ数日書いているように、仕事に行かなくなったため、その分運動量が減り、体力が低下した印象があります。これは予想外の出来事でした。

 では肝心の生活費はどうなったのか?今日は30日なので、財布に残っていたレシートを取り出し、夕方いつもの家計簿に入力しました。

 その結果を、昨年の1年間と、今年4月から6月までの三か月を比較してみると、いくつか面白いことが分かりましたので、それについてまとめておきます。ちなみに昨年は週数回の非常勤講師の仕事があった以外は基本的に今年と同じ生活です。

 先ず食費(昼食代を含み酒類を除いた金額)ですが、昨年は一か月34000円ぐらいだったのが、今年は40000円に上がりました。原因ですが、家庭菜園で野菜を作れなくなったことが結構大きいと思っています。

 そう考えると、家庭菜園の野菜は一か月5000円近く家計に貢献していたと思われます。年間だと6万ぐらい。ただし野菜の端境期もありますから、実際には3〜5万ぐらいでしょうか。

 一方この家庭菜園の維持費として、借用料や種や苗の買い付け等で年間1万円ぐらいは消費していると思われるので、労働の対価としては数万円という事になりそうです。

 次に外食ですが、非常勤講師の仕事がなくなったため、基本的に昼食も家で食べることが多くなり、昨年は平均2000円でしたが、今年は600円です。一昨年は4000円で、その前年は7000円ですからどんどん減っています。

 酒類は当たり前ですがほとんど変化なしで5500円程度。雑費が増えています。これは昨年10月からフルートのレッスンを受けるようになり、これのレッスン料が6000〜8000円必要になったからです。以前は1万数千円でしたが、今は約2万円です。

 交通費は通勤がなくなったものの、ヘルニアになった関係で、近所のスーパーにも車を使うようになり、あまりガソリン代は減っていません。それがなければ数千円減ったと思われます。

 というわけで、減ったものもありますが、その分フルートのレッスン料が増えたため総額は若干増加。要するに非常勤講師の時代と支出額はあまり変化なしという事です。

 合計支出額は11〜12万ぐらいです。従って年間だと140万前後。これに年間の税金や健康保険料30〜45万が加わりますので、年間支出総額は170〜185万。

 年金が15万ぐらいあれば、なんとか暮らせる計算です。ただしこれには私の好きな海外旅行費が入っていません。 フルートのレッスンもそうですが、そういった遊び代を除いて、ともかく生活費だけなら一か月息子と二人暮らしで10万あれば十分。

 そこに税金や保険、やりたいことや、特別に食べたいもの等の付加価値を付けると徐々にその総額は増えていくという計算になりそうです。


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