感染拡大で総資産は増加傾向

2021.2.17

 なんの変哲もない似たような毎日が繰り返されています。起きてブログを書いて実家に顔を出して、時に市民農園に行って、天気がよければウォーキング

 昼食前後に買い物に行って、ついでにちょっと本屋さんを覗いて、帰宅後はフルートの練習。夕方からは夕食準備。食べ終わって休憩後このブログの更新作業。

 安定した生活だなとは思っています。経済的にも、早期退職直後に感じていた不安からは解放されたみたい。また新型コロナの感染拡大による自粛生活では、食材以外の出費も減りました。

 普通なら、海外旅行に行くため理由付けをして、新しい衣料品や靴を買ったり、場合によってはバッグを新調したりしていましたが、そういった必要性が消えてしまいました。

 これまでに買って、まだ着ることが出来る衣類もいっぱいあり、旅行関連の雑貨類の出費もナシ。外食はこれまでも節約を目的としてほとんど自炊生活でしたが、今はますます外食から遠ざかっています。

 その結果、どうしても必要な電気製品の買い替えを除くと、家計全体の支出は減少傾向。一方で、様々な援助制度もあり、日銀は世の中にどんどん現金を流通させようとしているみたい。

 企業向けのお金は本来なら設備投資や公共投資に向かうような気もしますが、感染拡大が続いている以上、企業もおいそれと支出を増やせない。

 となるとお金の有効活用を考えたら投資しかない、と考える人や企業が多いのか、株価は訳も分からず上昇。おかげで、私もず〜っと積み立て続けている投資信託の価額も上昇

 今すべてを売却すれば、これまでの投資総額より20〜30%上昇したお金が手に入る状態。普通預金の金利は0.001%ぐらいが多い昨今、この上昇額は破格なのかも。
 
 かくして我が家の場合、一般的な消費支出が減り、積み立て投資信託の価額が上がっているため、総資産は見かけ上僅かですが増えている感じです。

 一方、私自身は順調に年を重ねていますので、この世を去るのが80歳ぐらいと、少し多めに見積もると、あと12年。仮に1000万円の貯蓄があって、これを80歳までに自由に消費できると思ったら、毎年83万円ぐらい、今より贅沢が出来る計算になります。
 
 しかしもう1年頑張って、資産を減らさずに来年になれば、1000万円を11年で消費できることになり、そうなると毎年91万円ぐらい贅沢が出来る。

 早い話が、年をとっても、所持している資産が減少しなければ(貯金を取り崩す必要がなければ)、年を重ねるたびに老後に自由に使えるお金の金額が多くなるということです。

 ただ加齢に伴って、欲は減り、体力も衰えていくことは間違いないので、その兼ね合いが難しいことは確か。また加齢に伴って医療費が増えることも間違いない。
 
 かくして悩みは尽きないということになりますが、家計の安定は健康の次に大事だと思っているので、今しばらく同じような生活が続いたとしても、数年後の贅沢を期待して、今は我慢するしかないのかもしれません。





高齢単身世帯の家計支出


退職後の家計(4)


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