旅行に行っても安心できない

異常気象と大きな災害、そして伝染病?(2014.8.12)

 10日にハワイ島からオアフ島に移動しました。今回ハワイ島を直撃した台風は22年振りだそうで、地元でもかなりの緊張感があったようです。

 実際、7日の日の夜から8日の朝にかけてハワイ島に上陸したのですが、海岸に近い地域では倒木で家が壊されたり、電線が切れて、11日の今になっても復旧していないようです。

 島国の場合、何かを補修するにも、その材料がなければ本国から船便や航空便で取り寄せなければなりませんから、復旧はどうしても遅れがちになるのかなと感じました。

 一方同じ島国でも日本は国土がハワイに比べれば広いので、何らかの災害(阪神淡路大震災や東日本大震災等)が起きても、その復元力はハワイの比ではないなと思います。

 ただし東日本大震災については、原発も絡んでいるので、事態がややこしくなっています。

 オアフ島に移動してきて感じたのは、オアフ島でも台風の直撃に備えて、かなり水等の買いだめが発生していたということです。スーパーに買いに行って、棚にまったく水のペットボトルがないのでびっくりしました。

 台風については、ハワイ島に上陸したことにより勢力が弱まり、オアフ島に到達する頃には、通常の低気圧とほとんど変わらなかったようです。

 というわけで今はワイキキに滞在。天気は快晴。ただしいつものような貿易風が少なく、湿気が多いようで、通常この時期は真っ茶色のダイヤモンドヘッドのすそ野が緑に覆われています。

 それだけ雨や湿度が高くなっているという事だと思います。ハワイのニュースを見ていると、ここのところ毎年のようにビーチの砂浜が流出して、ビーチの幅が狭くなっている事が指摘されています。

 またオアフ島の北部の海岸では、砂浜がなくなり、波が直接海辺の家の床にぶつかるようになっています。

 日本でも、四国九州地方にまた台風が上陸したようで、今後も「これまでに経験したことのない」異常な災害が増えていくのかなと思われます。

 一方平均寿命が延びたという報道が先日ありましたが、アフリカの方で「エボラ出血熱」が猛威をふるっているようで、なんだか大変なことになってきたなと思っています。

 こういった伝染病の流行も、もしかしたら地球温暖化と関係があるのか?と私はつい関連づけて考えてしまいます。

 個人的にいろいろと努力して、なんとか家計を維持しても災害や病気でそれらの努力がいっきにひっくり返るという確率が徐々に高くなっているような気もします。

 リゾート地に遊びに来て、こんなことを考えていてはいけないなと言う気もしますが、度重なる台風に遭遇して、不安な気持ちを抑えることが出来ません。
  
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