6年間の総収入は300万円

ネットの副収入で年金補完を目指しています(2015.11.10) 

 雨模様が続いているので、いまいち元気が出ませんが、幸いなのは今日は仕事もなく1日自由に過ごせること。老後は悠々自適な生活をすることが理想的だと思っていますが、その代表的な生活方針が晴耕雨読かなと思っています。

 今日は雨模様ですから読の日になるわけですが、午前中はネットでの副収入を目指してホームページ作りを行っていました。このネットからの副収入も、始めてからすでに6年ぐらい経過しています。

 当初、「自分が書いた文章で本当に利益が発生するのか?」と半信半疑でしたが、始めてからしばらくして数百円の数字が示されてびっくりしたことを今でも鮮明に覚えています。

 もともと体調不良で早期退職をしたので、その後新たにフルタイムの仕事をするという体力的な余裕は全くありませんでした。しかし一方で、何もしなければ退職金をもらったとはいえ、息子の学費等、資産が激しく減少するのは目に見えていました。

 そこで早期退職前に将来の収入と支出のシミュレーションをして、ぎりぎりの節約生活をすれば、資産は限りなくゼロに近づくものの、家ぐらいは息子に残せそうだと思い、早期退職に踏み切りました。

 しかし逆に言えば、少しでも新たに何らかの収入があれば、それは最低限の生活に余裕を与える資金となることが分かり、早期退職時の体力で何ができるかをいろいろ考えて、最終的にたどり着いた結論が非常勤講師とネットの副収入というものでした。

 というわけで半信半疑で始めたネットの副収入ですが、収益が発生するんだということがうれしくて、当初3年間はかなり頑張りました。

 アフィリエイトやアマゾン、ヤフーオークション等、いろいろな分野にも手を出し、書くジャンルも広げ、どんどん思いつくままに書きましたが、まあ早い話が長く続ければ話題も限定され、書くことが徐々になくなっていきます。

 個人的には旅行が好きなので、旅行に出かけてその旅行記を書き、それを元にして副収入が発生する形が理想だなと思っていますが、そんなうまくはいきません。

 当然ながら書くことがなくなってきたり、同じような内容を書き直したりしていれば読者は離れ、さらに新しい情報がどんどんネットにアップされてきますから、古いものは実績があるとはいえ、徐々に検索順位も下がっていくように感じています。

 ネットの収入は、検索順位に大きく影響されますから、収益もそれに伴って減少します。そうなると悪循環。書いても書いても収益増にはつながらず、ただただ時間の無駄なのではという疑心暗鬼も生じてきます。

 私の場合はそういった疑心暗鬼の状態を今ようやく克服して、マイペースで書きたいことだけを書けばいいや。収入はあればラッキーと考えた方が精神衛生上よいだろうという気持ちになっています。

 ただもしかすると、それでも書き続ければ、いつの日にか文章そのものを書く技術も向上し、ある日突然検索順位が急上昇し、収益が激増なんてこともあり得ないわけではないなという下心も少しだけあります。

 本やさんに行くと、ネットで簡単に副収入が得られるかのような書籍が多数並んでいますが、実行はなかなか大変です。そんな簡単にお金が得られたら、誰も普通の仕事をしなくなって、みんながパソコンで文章を書くような時代になってしまうだろうなと言う気もします。

 ちなみに私がネットで得た収入の総額は、6年間やってたぶん300万円を少し越しています。一応確定申告もきちんと行っています。さらにいうとその収入はすべて旅行費用に消えていると言っても良いかもしれません。


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