買いだめに向いているもの

消費増税を目前にして(2014.3.27)
 

 バンコクから帰国して、不在だった1週間の新聞を拾い読みしています。バンコクでも朝食時に読売新聞の朝刊を読んでいましたが、その日の行動予定も考えなくてはいけなかったので、詳しく見ていません。

 そんな中、ここ数日の記事で目立つのが、やはり消費増税関連。買いだめ、買い控え、値上がり品目、値下がり品目、様々な項目が並んでいて、親切だなとは思いますが覚えきれません。

 消費者側としては、保存が効いて、増税後にも値下がりが見込めないものは、少し多めに買っておいた方がよいということになりそうですが、多めに買って、どこかに仕舞い込んで忘れてしまえば無駄になります。

 それだったら、日々の価格の変化に注目して、本当に必要な最低限量を購入した方が良いのかなと言う気もします。

 というわけで、今日は息子の通学定期について朝から調べていました。当然3月中に買った方がよいのですが、息子に話しを聞いてみると、8月は夏休みでほとんど大学に行かないので、6ヶ月ではもったいないと言います。

 と言うことは4〜9月までの6ヶ月を、一気に買うのと、4〜6月の三ヶ月間と7月、9月の二ヶ月を一ヶ月ごとに購入する場合を比較して、どちらが得かを判断しなくてはなりません。

 調べてみると「ジョルダン」というサイトが分かりやすいですね。消費増税前は一ヶ月11260円、三ヶ月32110円、六ヶ月60830円でした。

 これがそのまま増税されたと考えると、一ヶ月は11580円ぐらい、三ヶ月は33030円、六ヶ月は62570円です。(複数の路線を乗り継いでいるので誤差があります)

 従って増税前の3月中に一気に六ヶ月買うと60830円。

 3月に三ヶ月分を買って、増税後に一ヶ月分を2回買うと、32110+11580+11580=55270円となって、分割して買った方が7300円ほど得だと言うことが分かりました。

 というわけで、これで定期代については一件落着。しかし面倒です。今はネットで気軽にこういった定期代を調べることが出来ますが、以前は駅まで行かないと分からなかったような気もします。

 しかも来年10月には、さらに10%に引き上げられる可能性もあります。我が家の現在の消費増税に関する家計は年間150万ぐらいですから、5から8%に増えることによって、単純計算で年間4.5万ぐらい負担が増えます

 10%になれば、さらに2%増えるわけですから3万の負担増。現在より年間で7.5万、何らかの形で収入を増やすか、節約しないといけないと言うことになります。

 しかし低所得者層ほどエンゲル係数は高いわけですから、軽減税率適用をしてもらわないと、大変なことになるのではと想像しています。家庭菜園の効果も大きくなりそうです。
  
表紙に戻る 消費税 消費増税と買い煽り