映画を見るだけで一苦労

「どうにかなるさ」の気持ちで映画館へ(2014.3.22)

 バンコク5日目です。朝起きたら雨。こりゃ今日はホテルで過ごすしかないか、なんて思っている内に、さらに雨が激しくなり、道路がみるみるうちに冠水。

 さらにホテルの窓から外を眺めていたら、激しい落雷が数発。そして10時過ぎ。突然全館停電。どこかの送電線に落雷したのかなと想像。

 部屋は真っ暗。窓が広いので助かりますが、エアコンはストップ。コンピューターもバッテリー駆動に変更。しばらくブログを書いていましたが、バッテリー切れが近づき断念。

 いつ頃復旧するのかフロントに聞きに行こうかと思いましたが、まあ聞いても「そんなことは誰も分からないだろう」と思い、そのまま待機。

 ホテル側も別段あたふたするわけでもなく、宿泊客への放送も連絡もありません。日本なら、「いつ復旧するんだ!仕事が出来ないだろう」とフロントに詰めよる偉そうなおじさんがいてもおかしくない状況です。

 やがて雨が霧雨状になってきたので、出かける用意をしてフロントへ。フロントも真っ暗でしたが、係員に詰め寄っている人は誰もいません。通常の雰囲気と何ら変わりません。

 臨機応変、なるようにしかならない(タイ語でマイペンライと言うそうですが)という雰囲気が、こういう事でもよく分かります。ビートルズの「Let it be」と似たような感じかなとも思えます。

 そんなことを思いながら、ホテルを出て繁華街にある水族館に出かけました。(サイアムパラゴンと言うようです)過去2回ほど利用したことがありますが、入場料が1.5倍になっていてびっくり。それでも家族連れが大勢押し寄せていたので諦めました。

 次に映画館へ。雨模様なので、室内での動きを優先します。バンコクではこれまで映画を見たことがありません。チケットの購入方法等が分からず不安だったからです。

 しかしこれも「マイペンライ」どうにかなるさ、の心境で、売り場に出向いて、お兄ちゃんに「Non Stop」が見たいと告げると、人数と時間を聞かれ、さらにシートの選択。欧米人も利用するせいか、ちゃんと英語が通じます。

 バンコクの映画館にはプレミアムシートみたいなものがあるようで、カップルで座ることが出来ます。私はよく分からなかったので、お兄ちゃんに「任せるから選んで」と伝えると、適当に良さそうな席を選択。(実際に見やすい席でした)

 「やっぱり何とかなったな」と思いつつ、映画を楽しんで来ました。ちなみに価格は日本円で550円ぐらい。水族館は2600円ぐらいですから、かなり得をしたような感じです。また当然映画の言葉は英語で、タイ語の字幕です。

 そう思っていたので筋書きが分かりやすそうなものを選びました。


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