100年安心プランはすでに破綻?

2019.6.4

 昨日夕方無事成田空港に着陸。座席はビジネスクラスを選択していたので、空港での移動は行列に巻き込まれることもなく、何かと助かります。 

 自宅に帰ってきたのが夜の8時半。ただ飛行機に乗っているだけですがやはり疲れます。加齢に伴って、40代50代の時より疲れやすくなったなと感じます。

 今日は例年ですと時差ボケの関係で、深夜の3時ごろ(ハワイ時間8時)に目が覚めてしまうのですが、さすがに疲れたようで起きたのは5時です。

 今日から通常生活に戻りましたので、起きてすぐにご飯を炊飯。ちょっと庭に出て、山東菜を収穫。これがみそ汁の具です。おかずは冷蔵庫の中を見ても空っぽだったので、残っていた卵で卵かけご飯。

 ハワイの朝食では、レストランで15ドルぐらいの食事をしていましから、一気にコストダウンです。しかしこれをやらないと年金生活では旅行に行けません。

 というか旅行に行けるだけ良いなとも思っています。今日もテレビでは年金暮らしの老夫婦の家計が厳しいという話題を取り上げていましたが、夫婦で年金が15万あっても、家賃や病気の関係があると、すぐに困窮するというのは間違いなさそう。

 「他人事ではないな」と思っていますが、朝食を食べながら新聞を読んでいたら、やはり先日の金融庁が出した報告書に対する批判が続出しているという記事が出ていました。

 まあちょっと前まで「100年安心」というような耳障りの良いフレーズを叫んで票を獲得した政党がありましたが、今やそんなフレーズは全く聞かれなくなりました。

 その代わり「社会保障費が必要」「少子高齢化」「年金を増やすために」「消費増税で社会保障費を補填」等々、じわりじわりと負担を増加させてきました。

 そして最後に「やっぱり自助努力で頑張らないと駄目ですよ」という突き放した報告書が発表されたわけで、流れを冷静に見ていれば当然かなという気もしますが、100年安心プランを信じて安心していた人は、「だまされた」という思いを抱きますね。

 最近は自助努力の要として政府自らが投資をそそのかす場面も増えているような気がしますが、これもタイミングを誤ると、資産はどんどん目減りするということも起こりそうです。

 一方で今頃になって、就職氷河期で苦労していた人たちに雇用機会をなんていうフレーズも出てきました。なんかその場その場の思い付きで、耳障りの良い語句を垂れ流しているなと感じます。

 そんなことを考えながら新聞を読み終わり、まずは旅行中の洗濯ものを洗濯。いつものように洗濯機が動いている間に旅行関連ブログを更新。

 一連の作業が一段落したころ、市民農園へ。玉ねぎが収穫時期を迎え、サニーレタスがかなり大きくなっていました。新じゃがは、今年はどうやら連作障害が発生したようで、すでに枯れ始めていました。

 とはいえ、このささやかな畑からの野菜は、家計援助にも大きく貢献しています。個人的には、若い人の指示のもとで働くよりも、こういった野菜作りのほうが性に合っているなと感じています。

 というわけで、帰宅してレトルトカレーで昼食。昼食後は昼寝。起きたら3時近くで、スーパーへ。肉や魚他を補充して、合計が1200円ぐらい。目標額クリアです。



すでに分かっていたことなのに


政治経済(2016〜)


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