すでに分かっていたことなのに・・・

2019.6.11

 時差ボケも解消したうえ曇り空で寝やすい気温だったせいか6時50分に起床。リビングに降りて朝食だと思ったら、昨晩味噌汁を飲み干していたことに気が付き、急遽調理。

 おかずは昨晩作ったポークジンジャーとカツオと新玉ねぎの和え物。最近この和え物が気に入っています。出来上がった摘まみなの味噌汁を飲んで食後にバナナを1本。

 息子の出勤を見送って、ちょっとばかり晴れていたのですぐに市民農園へ。行ってみると3日ほど来ていなかったためか、巨大なキューリができていました。

 漬物用だなと思いながら収穫。またサニーレタスも今にも花が咲きそうな大きさになっていました。さらにナスを獲り、新玉ねぎを10個ほど。ついでに今年はちょっと不作だった新ジャガイモを少し収穫。なんだか食べきれないほどです。

 それらの野菜を車に放り込んで、今度は市役所へ。昨日書いた通り高額療養費の申請をして、その場で保険証を受け取ってきました。これを使うと一か月の医療費がある基準を超えると、その分は支払わなくて良いことになります。

 手続きを終えて車に戻ると、車内には野菜のにおいが満ちていました。そのまま帰宅し、とりあえず旅行ブログ関係を更新。一段落したら昼食の時間になっていたので朝と同じようなメニューに厚揚げの煮物を追加して昼食。

 食後はショッピングバッグを持って近所のショッピングモールへ。久しぶりの訪問ですが特に目新しいことは無し。モール内のスーパーで今日の夕食用のおかずを購入。目標値1500円をちょっと越してしまいました。

 帰宅してネットのニュースを見ると、相変わらず金融庁の老後2000万円が必要という話題で盛り上がっている様子。100年安心プランというキャッチフレーズとの乖離に怒っている人が多数いるようです。

 私も多少は同感ですが、これが話題になる前から、家計費調査で豊かな老後を維持するために必要な家計費は年金収入だけでは月5万円ほど足らないという記述がありましたので、ある意味老後2000万が必要というのは、豊かな生活を目指すなら当然だろうなと思っています。

 野党はそういった試算が過去にあったことには触れず、急に2000万円必要だから自助努力をしろという提言に焦点を当てて批判していますが、なんで今更という白けた気分で見ています。

 最も金融庁の提言も、足りなくなるから自助努力でカバーしろ、といういささか命令調の提言ですから、「ふざけんな」と思う人が続出するのも当然かもしれません。

 善意に解釈すると、今のままでは豊かな老後を維持できる人は激減しそうだから、そうなる前に庶民の意識改革をしないといけないという意味だったのかもしれません。

 しかしそう解釈しても、では具体的にどうするのかという部分で、投資を促すということにはちょっと作為的なにおいも感じます。

 要するに株式や投資信託への資金流入を期待しているように感じられ、これまた安全志向の強い一般庶民にとっては不愉快に思える提言です。

 まあどうやってもこの先20年ぐらいは少子高齢化が進むわけで、それを乗り越えるためには誰もが死ぬまで働くか、生活水準の切り下げを受け入れるしかないということですね。

 さてどうなるか?他人ごとではないなと思ってみていますが、解決策は思い浮かびません。



報告書を受け取らないのは姑息


政治経済(2016〜)


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