人生100年時代の老々介護

2019.1.10

 6時40分に自然に目が覚め、暖房を入れてストレッチ。終了後着替えを持って階下のリビングに行き、エアコンとファンヒーターのスイッチをオン。表示された室内温度は3℃で、この冬最低気温でした。

 手が凍り付くような冷たい水で洗顔をして、リビングに戻ってパジャマから室内着に着替え。しかし暖房を入れているのに室温はなかなか上昇しません。

 「こりゃまいったな」と思いながら朝食準備。ご飯をレンジで温め、おかずはアジの干物とアサリの佃煮。小松菜の味噌汁を飲んで、食後にリンゴを1個。

 食べ終わって、今日の予定をカレンダーで確認。今日はゴルフ場の仕事はないのですが、午後から母親の入院先の病院へ行く予定が入っていました。

 というわけで、「ちょっと朝はのんびりできるな」と思いつつ旅行関連ブログの更新。順調に作業が進み、11時半頃終了。合間に株価を見ると今日は下落。まあそんなもんだろうと思っていました。

 ちょっと早いなと思いながら昼食準備。おかずは昨晩作った手作りハンバーグの残り。今回は牛ひき肉を使ったので、結構味もそれっぽくなりました。

 ただ一緒に作ったグレイビーソースは、作り方をいい加減にやったので、結局半分ぐらいは捨てることに。それでもハンバーグ自体はおいしくできたので満足です。味噌汁も飲んで食後にミカンを2個。

 ちょっと休憩して病院へ。昨日に最終的な検査があり、主治医からは「泊を伴う一時帰宅を経て、問題がなさそうなら退院OK」と言われたようで、一刻も早く退院したいと言っていました。

 ただ患者さんによっては、病院は三食付きで健康保障もしてもらえるので、退院したくないという人もいるみたいです。そういう人は家庭に戻っても何らかの支障があるのかもしれません。

 我が家の母親の場合は、家に戻って好きなことをのんびりやりたいと思っているようです。この病院にいると、高齢者特有の様々な催しやゲームがあるようで、認知症の気配のない母親はそういった一見子供だましのように思えるゲームに参加するのが苦痛みたいです。

 その気持ちは私も良く分かります。以前吹奏楽部の顧問をしていた時、高齢者施設に行き演奏を披露した経験もあるのですが、その準備のために施設に行って、高齢者がどんなことをやっているのか(やらされているのか)を体験。

 多くの場合、幼稚園の園児がやるような体操もどき、ゲームもどきをやっていて、もし自分があの中に入ることになったら苦痛だろうなと感じていました。

 というわけで、母親は退院を熱望しているので、その都合に合わせて私と妹も様々な用事の調整をしないといけません。また地域包括センターというところから電話があって、今後ケアマネージャーのお世話になるという話もあり、こちらも面談の調整が必要なようです。

 なんだかやることがどんどん増えているなと感じていますが、フルタイム勤務だったら対応は難しかっただろうなと思います。その意味では人生100年と言った場合、今後65歳の子供がフルタイムで働きながら、90~100歳の親の面倒を見ることも必要になりそう。

 国は高齢者がいくつになっても働ける制度作りを目指していますが、老々介護の問題は大きいなと思いながら病院を後にして、途中のスーパーで夕食用のおかずを購入です。 



1週間の半分は病院通い


老後の健康(3)


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