患者数をグラフにすると

2020.1.27

 前回は1/24の金曜日に記事を更新して、土日はこういった更新作業を休んで今日が月曜。しかしこの間に中国の新型コロナウイルスによる感染者数は激増。

 一応感染者数や亡くなられた方の人数を、ネットの記事で確認してメモしているのですが、中国当局が本腰を入れてこの手の人数を公開し始めたのが1月9日で、この時は6名、亡くなられた方が1名。

 それからしばらくは、人数等が公になることもなく、もしかしたら沈静化しつつあるのかと淡い期待を持っていました。しかし1/18あたりから、中国上層部にようやく報告が行われるようになったらしく18日は感染者が45名。亡くなられた方が2名。

 以後19日は感染者が62名。亡くなられた方は変化なかったものの、タイ、日本、韓国に拡散。20日になると感染者198名、亡くなられた方が3名に増加。

 この辺りから、どうやら国際的問題になりかねないと上層部が判断したようで、数字にも信憑性が増してきました。しかし現実問題としてこの数字を考えると、潜在的な患者数はもっと多いはずで、病院に行かないとか行けないという人もいそう。

 また検査キットの不足という事態もあったようで、数字には曖昧さが残ります。そして21日は感染者数222名。亡くなられた方4名となり、「なんだかどんどん増えているじゃないか」という印象が強くなりました。

 そして22日、感染者数440名と倍増。亡くなられた方が9名でアメリカや台湾にも拡散。23日は570名、17名となり武漢の出入りが禁止となりました。

 中国ならではの荒業だなと感じましたが、事態はそれだけ切迫しているとも感じました。24日になると830名、25名となりシンガポールにも拡散。

 25日には全世界で1300名を越えたという報道もあり、亡くなられた方は41名。ヨーロッパにも拡散。26日は1975名と56名。海外は13か国で感染者を確認。

 中国当局は27日からの団体旅行等の中止を指示。さらに2月上旬までに病院を建設なんて言う記事が出て、「こりゃいよいよまずいぞ」と言う雰囲気が強くなってきました。

 そして本日27日は2744名と80名という数字が出ています。というわけでこれらの数値を表計算ソフトに入力して増加率を見てみると、だいたい1日で人数が1.5倍前後になっていることが分かりました。

 さらに死亡率はだいたい3%前後で推移していますので、SARSやMARSよりは症状としては軽いけれど、インフルエンザよりはかなり重いという事も判明

 最近の報道では、徐々に感染力が強くなっているという記事も見られましたが、人数そのものの増加率はあまり変化がありません。数字が大きくなっているので、感染力が強くなったという印象があるのかも。

 ちなみに感染者数のグラフを作ると、きれいなカーブを描いて上昇傾向がはっきり分かります。このままのカーブなら明日は感染者数が3500~4000人ぐらいになりそう。

 このカーブの傾きというか上昇割合が下がってくれば終息に向かうと判断できそう。できれば明日は3000名前後になって欲しいなと願っています。




患者数増加は予想以上


老後の健康(3)


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