消費増税と臨時福祉給付金

臨時福祉給付金の申請書が来ました(2014.7.4)
 

  先日市役所から通知が来ました。なんだろうと思って開けてみると「平成26年度 市民税 均等割り非課税のお知らせ」というものでした。

 いつもは6月の初めに納税通知が来るのに、今年は来ていなかったので、私の記憶違いかと思っていたのですが、どうやら我が家は収入が少ないので非課税扱いとなっていたようです。

 年金+非常勤講師の収入で計算がされているのかなと思われますが、そこから様々な控除を差し引くと、課税対象金額に至らなかったということだと思います。うれしい反面収入が少ないというお墨付きをもらったようで複雑な思いです。

 それはそれとして、わざわざ非課税になりましたという通知が来た理由が「臨時福祉給付金」の申請手続きをして欲しいということのようです。

 「臨時福祉給付金」とは、消費税が8%に引き上げられたときに、所得の低い方々への負担軽減処置のために給付されるもので、市民税が非課税の世帯が対象になっています。

 支給額は家族一人につき10000円だそうで、条件が満たされれば1人につき5000円加算されるようですが、我が家は該当しませんので、息子と二人分の20000円が給付されるのかなと思っています。

 というわけで昨日から今日に掛けて書類の作成を行っていますが、必要なのが「本人確認書類」だそうで、住民基本台帳カードや運転免許証、旅券等の写しなどということで、我が家が二人世帯なのは住民票を見ればすぐ分かると思うのですが、それでもなおこんな書類が必要だという理由が不明です。

 (申請書類の表書きには、ちゃんと二人分の名前も記載されています)

 まあ頂けるものは頂きたいと思うので、あまり文句を言ってもしょうがありません。自宅のパソコンとスキャナーでパスポートをコピーし、先ほど書類完成。後はポストに入れるだけです。

 書類を作りながらつらつら考えていたのですが、毎回のように書いているように、我が家の生活費としての消費支出は、私のレジャー費を除くいて年間150万前後です。

 これは消費税が5%のころですから、税金以外の実際の消費額は150÷1.05=143万円弱となり、消費税を知らず知らずのうちに7万円ほど払った計算になります。

 一方この額を今年消費したとすると、消費税は8%ですから143×0.08=11.4万円となり、負担が4.4万円増えることになります。

 臨時福祉給付金は、この負担が低所得世帯では大きいということで、我が家の場合2万円が給付されるわけですが、ということは実際の負担増は2.4万円という計算になります。

  従って月々2000円の負担増となり、まあこの程度なら節約すればなんとかなるというようにも思います。逆に年収が昨年より2.4万増えれば、この負担増は解消されることになりますが、年金暮らしの場合、収入を増やすというのはなかなか難しいのも事実です。
  
表紙に戻る 消費税 消費増税後の値段設定